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概要:[25日 ロイター] - 米半導体大手のエヌビディアが25日公表した第2・四半期(5─7月)の売上高見通しは、供給網の問題や、ゲーム機向けGPU(画像処理半導体)の需要減速を背景に、市場予想を下回った
[25日 ロイター] - 米半導体大手のエヌビディアが25日公表した第2・四半期(5─7月)の売上高見通しは、供給網の問題や、ゲーム機向けGPU(画像処理半導体)の需要減速を背景に、市場予想を下回った。株価は時間外取引で6.7%下落した。
第2・四半期の売上高は、81億ドルを挟んで上下2%と見込んだ。情報会社・リフィニティブによると、アナリストの予想平均は84億5000万ドルだった。
エヌビディアの見通しには、ロシア情勢と中国の新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)に絡む約5億ドルの減収予想が含まれている。コレット・クレス最高財務責任者(CFO)によると、内訳は中国とロシアのゲーム向け減収が約4億ドル、ロシアのデータセンター向け減収分が1億ドルという。
第1・四半期(2─4月)の売上高は46%増加し、過去最高の82億9000万ドルとなった。諸項目を除いた1株利益は1.36ドルで、市場予想の1.29ドルを上回った。
エドワード・ジョーンズのアナリスト、ローガン・パーク氏は「時間外の株価下落は、需要低迷環境というより、エヌビディアにはコントロールできない地政学的イベントに対する過剰反応だ」と述べた。
一方、シノバス・トラストのシニアポートフォリオマネジャー、ダン・モーガン氏は、これまで供給面の障害にうまく対処してきた同社が、突然問題に直面するのは不可解だと指摘した。
専門家によると、GPU価格の下落や、物価高を受けた裁量支出の減少が、エヌビディアのゲーム部門の重しとなる可能性が高い。
クレスCFOは、ゲーム部門の今期の売上高は前期比10%台の減少になる可能性が高いとした。
暗号資産(仮想通貨)市場の低迷も、マイニング(採掘)に使われるGPUの需要に痛手となっている。クレス氏によると、仮想通貨採掘向け半導体の売り上げ落ち込みを受け、「OEM・その他の売上高」は前年比52%減となった。
一方、企業のクラウド移行やAI(人工知能)導入が進む中、データセンター向けの需要は引き続き堅調だった。クレス氏は、こうした需要と自動車向けの販売が、ゲーム向けの売り上げ減少を補うとの見方を示した。
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