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ドル円は161円台後半で小動き、米PCE控え介入警戒も
概要:25日の東京外国為替市場でドル円は161円台後半で小動きとなった。米金利高止まり観測が下支えする一方、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感が162円接近局面で重しとなっている。市場は同日発表予定の5月米PCE物価指数を次の材料として注視している。

ドル円は161円台後半、米金利高止まり観測が下支え
25日朝の東京外国為替市場で、ドル円は1ドル=161円台後半で小動きとなった。午前9時時点では161円76〜77銭と、前日午後5時時点の161円71〜72銭から小幅にドル高・円安へ振れた。
前日のニューヨーク市場では、米金利高止まり観測を背景に円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は一時161円84銭まで下落した。午後5時時点では161円74〜84銭と、前日同時刻比で22銭の円安・ドル高だった。
一方、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感は根強い。162円台に近づく局面では介入警戒に伴う円買い戻しが入りやすく、米金利高止まり観測によるドル買い圧力と綱引きになっている。
米PCE物価指数を控え様子見
市場の関心は、25日の米国時間に発表される5月の米PCE物価指数に向かっている。PCE物価指数はFRBが重視するインフレ指標で、米金融政策の見通しを左右する材料として意識されている。
24日に発表された5月の米新築一戸建て住宅販売件数は年率58万戸となり、前月比7.3%減少した。市場予想の63万9000戸を下回ったが、為替市場の反応は限定的だった。足元では住宅指標よりも、インフレ指標を通じたFRBの政策見通しがドル相場の主な判断材料になっている。
日銀関連材料への反応は限定的
日銀が24日に公表した6月金融政策決定会合の主な意見では、利上げ路線の継続を支持する意見が示された一方、追加利上げに慎重な見方も確認された。このため、市場では一方向の材料とは受け止められず、円相場への影響は限られた。
25日は日銀の田村直樹審議委員による講演と会見も予定されている。市場ではタカ派的な発言がある程度織り込まれているとの見方があり、米PCE物価指数を控えた様子見姿勢もドル円の動きを抑えている。
ユーロは対円で小幅高、対ドルは下げ渋り
ユーロ円は25日午前9時時点で1ユーロ=183円67銭前後と、前日午後5時時点から小幅に上昇した。ユーロドルは1.1354〜1.1355ドル近辺で推移し、ほぼ横ばいとなっている。
ユーロドルは前日の海外市場で一時、約1年1カ月ぶりの安値水準を付けたが、その後は買い戻しが優勢となった。ドル高基調が続くなか、米PCE物価指数の発表を控えたポジション調整もみられる。
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